インナーチャイルドが育つと物事を正しく分析分類できる

インナーチャイルドが癒えた後の世界

「インナーチャイルドが育った!」

そう感じた瞬間、私の中で物事がはっきりと見え、整理できるようになりました。それまで曖昧だったものが、突然クリアになったのです。

癒しが進むにつれ、これまで「上手くいっていた」と思っていたことが、実は見せかけに過ぎなかったと気づく瞬間が訪れます。

例えば、ずっと仲良しだった友達に、急に違和感を覚える事があります。

「同じものが好きで、同じように感動できたあの子は、もういない…」そう言う感じです。

最初は寂しいですが、それは自然な事です。

同じ見た目の人がいないように、自分にピッタリ合う人もいないんです。

 

「仲が良い」という言葉、素敵だし、安心しませんか?

でも、気をつけて欲しいのは、仲が良いからといって、それに安心し、自分を疎かにしてしまう事です。いつの間にか相手に合わせる為に無理をして、自分の本音を隠してしまっているかも知れません。

本当は「嫌だ」と思っていても、「大丈夫」「私も好き」と言ってしまう…。

最初はまだ自覚があるからいいのですが、やがてその「本当は」という言葉すら出てこなくなり、ただ相手の望む言葉や行動をしてしまっているのです。

そして、数ヶ月、数年が経った時、「あの頃は良かった」と口癖のように言う自分に気づきます。

ここで初めて自分と向き合い始めます。

「本当はあの時、こう感じてた」「本当はあれが嫌だったんだ」と、次々に自分の本音が溢れ出します。

多くの人は「これが人生だ」と言いますが、私はそれが嫌でインナーチャイルドの癒しを学びました。そして気づいたんです。

インナーチャイルドが癒えた世界では、仲良しの意味が変わるという事を。

今は、どんな時も「自分が一番大切」という感覚があります。

だからこそ、慎重になります。以前のように何でも即答はしなくなりました。

お誘いがあった時、自分が本当に行きたいのかをじっくり考えます。

もし断れなかったとしても、「これは私が選んだことだ」と覚悟し、自分を責めないで参加します。もし楽しくなければ、次は「やっぱり興味が湧かなかったから」と断るだけ。

インナーチャイルドが癒えた世界では、「本当は〇〇だった」という言葉で終わることはありません。

「本当は〇〇だったけど、それも私が選んだ結果なんだ」と、すべての出来事が自分の選択で成り立っていると感じられるのです。

そうすると、少しずつ自分という人間が見えてきます。

「自分はどうすれば幸せなのか」「どんな世界で、どんな人たちと人生を過ごしたいのか」

それを自分で決められるようになります。

そして、

物事を正しく分類し、分析できるようになるのです。

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